アイスクリームでおいしく解決

カルシウムのはたらき

カルシウムは骨や歯をつくっている栄養素で、体重の1〜2%の重さで体内に存在しています。体内のカルシウムの99%は骨と歯に、1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など生命の維持や活動に重要な役割を担っています。このためにカルシウムはいつも骨に蓄えられているともいえるのです。

カラダにとって重要な働きを持つカルシウムですが、体内ではつくることができず、食品からとるしかありません。カルシウムを多く含む食品には、牛乳・乳製品、小魚、小松菜などがありますが、体内への吸収率は、牛乳が約40%、小魚が約33%、野菜が約19%と大きな差があります。カルシウムの摂取には、単に食べる量を増やすだけでなく、吸収率の高い食品を選ぶことも大切です。

カルシウムの多い食品
食品別カルシウムの吸収率 牛乳40% 小魚(いわし)33% 野菜(小松菜)19%

いわしの丸干しは1尾20gですから100gもとるのはかなり大変。
1回に食べられる量や吸収率を考えて、カルシウムを賢く摂取しよう。
「五訂増補 日本食品成分表2005」より

毎日コツコツ カルシウム貯金を

厚生労働省が制定した「日本人の食品摂取基準(2005年版)」※1によると、日本人が1日に平均して摂るべきカルシウムの量は700mg※2。ここ数年のカルシウムの摂取量は500mg台で、基準値にすら足りていません。年代別でも、18~29歳男性の摂取目安量900mgに対して実際の摂取量は504.6mg。同年代の女性では目安量700mgに対して摂取量424.6mgと大きく下回っています。

だからといってカルシウムの多い食品を一度にたくさん食べても、吸収できる量は限られるので、毎日コツコツとることが大切です。

今の食生活にアイスクリームを1日1個プラスするだけで、カルシウムの摂取量は目安量をクリアすることができます。毎日の食事のバランスを考えながら、アイスクリームの健康価値を上手に、おいしく、役立ててみてください。※1 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」の使用期間は2005年4月から2010年3月まで。
※2 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」が定めたカルシウムの栄養素等表示基準値

食品別カルシウムの吸収率

※「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より

年齢別カルシウム摂取の充足率

※カルシウム充足率=平均摂取量÷食事摂取基準目安量
平均摂取量は「平成16年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)より